調味料の話① だし
スーパーに行こう
前回はほうれん草の話をして終わりました。
で、またほうれん草を求めてスーパーに行くと、あることに気が付くんですね。
小松菜の方がだいぶ安い。
しかも小松菜のほうが多く入ってるっぽいし、ほうれん草はゆがくとめちゃめちゃかさが減ってショックだったので、栄養価なんて変わらんだろと思って小松菜を買いました。
たぶん栄養価は違います。
小松菜といえばお浸しかと思い、油揚げを買いました。
きざみ揚げです。スーパーってなんでもあるんですね。
油抜き不要!と書いてあったので、油抜きが何なのかよく分かりませんでしたが「不要」という言葉に惹かれて買いました。油抜きしたことありませんが、おそらくめっちゃ便利です。
こんな感じのやつです。
いざお浸しを作ろう
家に帰って、お浸しを作ろうとしますよね。
ここで初めてレシピを調べる時点で間違っているのですが、どのレシピにもたいていアレが載っていることに気づきました。
そう、「だし」です。
しかし、この時の私は事態をあまり大きく考えていませんでした。
だし?そんなもん、しょうゆで代用できるだろ。
できるわけないです。できたら、すでにどちらかが淘汰されているはずです。
みなさんも血迷ったときは長い人類史に目を向けてよく考えてみてください。
だしとしょうゆの効果を混同することはなくなると思います。
ここで、タイトルの調味料の話につながってくるわけです。
…胡散臭い予備校講師のような語り口になってしまいましたが、
だしは本当に重要です。
しょうゆとみりんで適当に味付けしたお浸しは、「お浸し」というより「お晒し」でしたね。もし「お晒し」という料理があったら、あれぐらい深みのない味であることは確かです。
この数日後に「ほんだし」を購入しリベンジしたところ、おふくろの味がして感動しました。
あまり大きな声では言えませんが、ほんだしがあれば誰でもおふくろになれる可能性があります。
そうそうこれこれ♪
一人暮らしを始めるときは、お茶碗よりもまず「ほんだし」を持っていきましょう。
何より、軽いです。あと、割れないです。私は実家から持ってきたお茶碗を一週間ほどで割ってしまい、最悪でした。
鶏がらスープの素も必要なので、次回はその話をしたいと思います。